主軸ユニット
これを更に分解してベアリングをチェックする。
主軸下端の円錐ころ軸受け。
これはまずい状態。グリスは残っているが、赤錆色だ。
ベアリング内輪も外す。これが手で外れる時点で具合が悪い。ここは本来圧入だろう。
フレッチング摩耗が起きて赤錆色の摩耗粉が出ている。
マイクロメータで寸法を確認する。Φ35mmに対し、シャフト側がジャスト0.00、内輪側が+0.02。シャフトの寸法は微妙、内輪は結構減っている。(後程シャフトをちゃんとクリーニングして測りなおしたら、-5/1000程度だった)
洗った状態。ローラーに焼け痕がある。
外輪。当たりにムラがある。真円度があやしい?
内輪に32906X、とある。32900番台はちょっと高いんだよな。
とりあえずグリスを塗って、組んでおいた。グリスは定番のマルテンプSRL。
別途ベアリングは手配して、届いたら再分解する。外輪取り外し/圧入冶具を作らないと。
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