先日作ったチャック取付アダプターを使う時に、チャック中心とフライス原点を合わせるための治具。フライスのコレットに咥えてチャック固定治具のセンター穴に押し付けると治具センターとフライスの主軸中心が一致する、というもの。
フライスで丸物の中心に原点を合わせるのは、手間がかかるのでちょっとおっくうだったが、これがあれば簡単。
単体はこれ。
(後端のへそは写真を撮った後で削った)
テーパー部と軸部の同芯度が欲しいので、ワンチャックで削る。
材料はS45C生材Φ25。
ちょっとチャックに対して突き出しが長すぎるので、無理をするとずれて同心度が狂うので、無理しないように削る。
(実は左勝手バイトで軸部を削っているときにワークがチャックからすっぽ抜けて飛んでしまった。まあ、そんな場合も仕上げ前ならもう一回咥え直して軸部とテーパー部を通しで削れば大丈夫)
製作過程は以下。
ブランクをスクロールチャックで咥えてテーパーアタッチメントで60度テーパーを削る。
右勝手バイトと左勝手バイトでΦ12ストレート部を削る。
後端の面取を入れてから、
突っ切り。
本当は熱処理したほうがいいかもしれない。減るぐらい使ったらまた考えよう。
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